車のフロントグラスくらい強い窓にしたい

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子どもが生まれる前に購入した家は、もう築15年。少しはメンテナンスしているが、そろそろ本格的に修繕しなければいけない時期に来ているだろう。特に気になるのがお風呂の給湯。最近、お湯が急にぬるくなったり、その逆に急に熱くなったりすることがあるのが気にかかる。キッチンで皿洗いでもしているのかと思っていたがそうではなく、お風呂でしかお湯を使っていない時にもその現象が起こる。ぬるくなるぶんには悲鳴をあげて終わりだが、熱くなってヤケドでもしたら大変だ。給湯器の交換は10万以上確実にかかるから、それをすると残りの予算は限られてくる。

妻が気にしているのが2階の寝室の窓だ。ここは海に近いから、低気圧などがくると暴風雨がすごい。雨戸もないから台風の時は非常に心配だ。事実、以前台風の時に、どこかから飛んできた太い木の枝が、リビングの窓の雨戸にぶつかったことがあった。あれがもし2階の窓だったら、大惨事になっていたかもしれない。だからできれば今度は、車のフロントグラスくらい強い窓にしたいと思っている。

窓ガラスの交換の経験はないが、妻が子どもの友達の親から、窓ガラス交換について色々聞いてきたそうだ。そのお宅は子どもの不注意から窓ガラスを割って、緊急でガラス業者を頼んだらしい。緊急だったが良心的な地元の業者で、想像していたよりも安く、しかも以前のガラスより良いガラスを入れてもらえたというのだ。

世の中の進歩、進化というのはめまぐるしいものがあるが、建築資材、ガラスにおいても、15年前に入れたガラスと現代のガラスとでは、機能に大きな差があることだろう。今のガラスは薄く、冬場は近づくと外気の寒ささえ伝わるが、台風で飛ばされてきた障害物にも負けない車のフロントグラス並みの窓ガラスというのも、きっとあるのではないかと考えている。